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スタッフブログ 2019年~

スタッフブログ 2019年~

しょうもない話

2020-04-15
人力のおよばないしょうもないウイルスのおかげで、桜を口実としたバカ騒ぎも、夜のカウンセラーに会いにいくことも許されず、花粉でのくしゃみのみならず麺をすすることに失敗しむせることにすら白い眼を向けられる殺伐とした雰囲気であるのに、すれ違う女性のオフショルダーのニットからのぞく白い肌に目を奪われてしまう。
 そんなしょうもない奴が送るしょうもない話をいくつか。

 高速道路を北に向かっていた私は、トイレに行きたくなりサービスエリアに立ち寄った。
 手前の個室はふさがっていたのでその隣に入り便座に腰を下ろそうとしたその時、隣から「やあ、元気?」と声がした。
 皆そうだと思うが、トイレで見知らぬ人と会話をすることはない。どうしたらいいかわからなかったが、ためらいながら「まあまあだよ。」と答えた。
 すると隣人は「そうか…。それで、今は何をしているんだ?」と返してきた。妙なやつだと思いながらも、このまま会話をしてみようと思い「あんたと同じでう〇こをしようとしているんだ。」と答えた。
 やがて男は声をひそめてこう言った。
「おい、あとでかけなおすよ。隣の個室に俺の話にいちいち答えるアホがいるんだ。」
 
 美容室に行った時の話。
 隣でカットしていた小学生が「もみあげはどうしますか?」と美容師に聞かれていたが、「もみあげ」の意味がわからなかったのか、「とりあえず揉んでおいてください。」と答えた。
 私は飲んでいたコーヒーを鏡に向かって吹き出してしまった。
 
 小学生のころ、歴史の授業中に17条の憲法の話になり、うとうとしていた児童に先生が
「おい、雄太!この憲法を作ったのは誰だ?」と聞いた時、彼は寝ているのは誰だと聞かれたと思いこう答えた。
「お、お、俺じゃねーよ…。」
 
コンビニでガリガリ君を買って、「あ、袋はいりませんから。」と言ったら、店員さんが不思議そうな顔をしながら包装をさいてくれた。
そうじゃねーよ。
 
じーさんの葬式の話。
 いとこの子供(5歳)が葬儀中に騒いでいた。あまりに酷かったので親戚のおじさんが
「うるせーぞ!このくそ坊主が!」と怒鳴った瞬間、お坊さんの読経がピタッと止まり、数秒してから子供のことと気付き再開したが、その場にいたほとんどの人の肩が震えていた。
 
 電車で女子高生が先輩の悪口を言っていた。
大声で「あの人、絶対にズレているよぉー!」と大きな声で言ったとき
 同じ車両の「該当」する人が数名、頭部を押さえて気にしていた。
 
今日の一言
「小さなことからコツコツと」        西川きよし
 
                                     〈 今回のコラムはT-3が担当しました 〉
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