本文へ移動
2
1
0
9
9
8

スタッフブログ 2019年~

スタッフブログ 2019年~

断・捨・離

2023-06-16
 昨年末に妻の母、今年に入り私の母が相次いで他界したこともあり、年初より遺品整理、片付けに追われる日々が続きました。
故人の愛用品、調度品、趣味の物、写真等、細かなものまで多岐にわたり、捨てるもの、親族等に譲るもの、残すものと選別するだけでも相当な時間がかかりました。そのものを手に取るたびに様々な記憶が呼び起され、その度に手が止まる次第です。時間軸にしたら昭和の初期から最近までと90年分ですから無理もない事かもしれません。途中からはこの時間が貴重であると思うようにし、思い出話をしながらほぼ毎週末没頭してきました。

 いつしか我が家では遺品整理から波及して断捨離が始まり、私たち夫婦でため込んできた、 “もったいない” “いつかまた” “もしかしたら” の衣類や調度品、もう絶対読まない専門書等の書籍、時代遅れのスキー用品など、最終的に我が家で遺品と合わせてトラック1台分、妻の実家は住む人がいなくなることもありトラック2台分の廃棄となりました。

 ウィキペディアによると、断捨離とは単なる片付けとは異なり、ヨガの行法である断行・捨行・離行に対応し
1.    断:新たに手に入りそうな不要なものを断る
2.    捨:家にずっとある不要なものを捨てる
3.    離:物への執着から離れる
という意味があり、不要なものを「断ち」「捨て」、執着から「離れる」ことにより凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想だそうです。

 今回、目に見えるものは大方整理ができ良かったですが、今度は頭の中の凝り固まった固定観念を断捨離できればと思いますが、いつになることやら。
  
             ≪今回のコラムはO-1が担当しました≫


TOPへ戻る